新築価格が高止まりしている昨今、中古マンションの求めやすさに注目が集まっています。
しかし、物件購入の諸費用やランニングコストなど、中古ならではの心配も多いのが事実です。
本日は中古マンションのデメリットについて解説。
なにが嘘でなにが本当なのか、実際のところを不動産のプロ"宅建士"に聞きました。
2018/7/17初出→2019/7/13更新→2021/3/08更新
価格は安いけど諸費用が高い? 中古マンションの購入時には、物件価格に加え、例えば以下のような「諸費用」が必要です。
不動産会社への仲介手数料
建物の登記費用
住宅ローンの保証料
火災保険料
固定資産税
都市計画税清算金
手数料
金額として大きいのが不動産会社への仲介手数料。
「物件価格×3%+6万円×消費税」が上限と定められているので、物件価格が3000万円なら、105, 6000円を支払う必要があります。
また、何より新築と中古の間には、非常に大きな価格差があります。
建物の価格は一般に築年数の経過につれて安くなり、築20年ほどで新築時の半額ほどまで下落するといわれています。
そのため、物件の価値で算定される固定資産税も、新築と比較すれば課税額は低くなります。
また、中古住宅でも住宅ローン控除は受けられますし、物件により不動産取得税を軽減する特例措置もあります。
表面的な金額ではなく、総合的な金額で判断すること大切です。
リフォーム・リノベ費用が掛かる? 意外とわかっていない!?マンションのリノベーション、メリットとデメリット総まとめ|リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」. 中古住宅は、築年数が経てばどこかが傷んだりして、快適に住むためにはリフォームやリノベーションが必要になることがほとんどです。
物件価格が安いといっても、リフォーム・リノベーション費用も見込むと、けっきょく新築並みにお金がかかるのでは、とも考えられますね。
首都圏の新築マンションの価格を調べてみると、2020年1~11月の平均で6254万円(不動産経済研究所調べ)。30年ぶりの6000万円代となり、上昇傾向が続いています。
一方、中古の平均価格は、2020年12月度で3739万円(東日本不動産流通機構調べ)。
ちなみに、平均専有面積は64. 99㎡です。
中古も価格は上昇していますが、新築ほど高額ではありません。
リノベーション費用を1000万円かけても、4739万円で済みます。
中古リノベーションの方がリーズナブルといえそうですね。
建物が老朽化している?修繕費が高い?
意外とわかっていない!?マンションのリノベーション、メリットとデメリット総まとめ|リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」
中古マンションリノベーションに後悔しないために
中古マンション購入からリノベーション工事までの流れは大きく分けて2通りです。
マンション選びから工事まで自分で選ぶ方法(セルフリノベーションを含む)と、全ての工程を一括で行ってくれるワンストップ型の業者に依頼するという方法です。
前者は自由度が大きく、後者は手間が少なく楽というメリットがあります。
どちらにせよ、まずは信頼できるリフォーム会社選びが大切です。
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このページのポイント
中古マンションをリノベーションするメリットは? メリットは、新築マンションを購入するよりもコストダウンできること、中古マンションの方が物件が豊富にあること、ライフスタイルに合わせた間取り設計が可能であることなどが挙げられます。 (詳しくは こちら )
デメリットは、住宅ローンにリノベーションが適応されなくなった場合はローンの金利が高くなってしまうこと、物件の構造によっては間取りの変更ができない場合があること、住むまでに時間がかかることなどが挙げられます。 (詳しくは こちら )
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