まとめ
介護業界は人材不足が叫ばれていますが、誰でも採用されるわけではありません。社会人として身だしなみが整っていなかったり、志望動機があいまいだったり。あるいは転職理由にネガティブな内容ばかり目立つようなら、採用には至らないでしょう。介護業界では介護という仕事を尊重していて、誇りを持って働いてくれる人材が求められています。介護職の面接で落ちたと後悔しないよう、ここで取り上げた内容を頭に入れて臨んでください。
人手不足の介護業界で、面接に落ちる人の特徴は?その言葉・態度にご注意! | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」
介護業界の面接で絶対に話してはいけないNGワードに、「介護でも」「介護しか」があります。例えば、以下のような発言は避けてください。
「ほかに就けそうな仕事がなかったので、介護でもやろうかと思い志望しました」
「私には特別な技術も知識も資格もないので、介護くらいしか働ける職場がないと思い応募しました」
このような発言は、介護をバカにしていると採用担当者に思われかねません。介護という仕事を尊重し、その気持ちを伝えるようにしてください。普段から意識していれば、自然と会話の中で採用担当者に伝わるはずです。
「ほかの施設よりも収入がよさそう!」はNG!
2019年4月8日
毎回、介護にまつわる問題点やちょっと困った介護スタッフの珍行動、介護現場での珍事件などを紹介するこのコーナー。今週は、 「介護業界はどんな人を求めてる?」という話題 について紹介します。
応募者のこんな発言・態度はNG
安倍晋三首相が掲げる「1億総活躍社会」という単語は、「2015年 新語・流行語大賞」トップテンにも選ばれ、首相は11月末に、特別養護老人ホームなどの介護施設の追加整備を行なうよう指示。介護を取り巻く問題が、国民的な関心を集めている。首相の指示通り追加整備が行われれば、当然そこで働く人材も必要となるが、介護業界の人手不足は現在でさえかなり深刻な状況だ。
しかし、人材不足だからと言って、希望さえすれば誰でも就職できるわけではない。
都内の事業所でヘルパーとして働き、なおかつ採用担当者として応募者の面接を行っているKさんに聞いてみた。人手不足の業界でも面接に落ちてしまう人とはどんな人なのだろう? 「私が絶対に採用しないのは、『でも、しか』というタイプですね。言葉には出さないけれども、『学歴も経験もないから、介護でもやるか』『もう○○歳だし、介護ぐらいしか雇ってくれる所がない』という態度が見え見えな人はお断りします。
それから、『この業界は人手が足りないんでしょ?』と、採用されることが前提で"上目線"で語ってくる人や、『車椅子を押すぐらいなら私にもできるかなと思って…』と、へりくだっているのか、介護の仕事をバカにしているのか分からないようなことを言う人もいます」
この他にも、志望動機を訊ねたら、「ハローワークで勧められたので」と、答えた人もいたのだとか。さらにKさんは、こんな応募者の例を語る。
「その応募者は誰もが知っている有名私大を卒業していて、体力もありそうなタイプ。けれども面接で、未経験なのになんでも分かっているかのような口を利くんです。思わず『机で学んだことなんか、この世界じゃ役に立たないのよ!』って言いそうになりました(笑)。上司にそのことを伝えたら、『そのタイプは…危ないね』って同意してくれたので、結局落としましたね」
「でもそれが正解だったかはどうかは分からない」と語るKさん。では逆に、どんな人なら採用したいと思うのだろう? こんな人は即採用。ぜひ介護業界へお願いします! 人手不足の介護業界で、面接に落ちる人の特徴は?その言葉・態度にご注意! | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」. 「感じが良くて常識がある人なら、少々年齢がいってても、未経験でも、採用したいです。それからこれはすごく大事なことなんですけど、仮に同じような条件の人が2人いたら、『長く働いてくれそうだな』という人を選びます。『色々なことを教えて、やっと一人前になったと思ったら辞めちゃった』という時の徒労感は、教育してきた上司や同僚にとって本当にモチベーションが下がるもの。逆の言い方をすれば、『この応募者とずっと一緒に働きたい』と思わせてくれるような人なら、こちらから頭を下げてでもお願いします」
「採用の仕事をしていると、本当に色んな人がやって来ます」と語るKさん。
「感じが良くて、常識がある」とは、ハードルが低いようで高い条件。だが、Kさんは「基本的に我々の業界は"常にウェルカム"の状態」とも語っており、臆せず挑戦してみる価値はありそうだ。
公開日:2015/12/21
最終更新日:2019/4/8
その時点で「将来ずっと働く会社か?」と疑問に思う。 もし同意書のサインを求めれてたら、少なくても「なぜ前職調査がしたいのか?」の説明をしっかり聞いて、納得できるかどうかよく確認しよう。 転職ではオーバーにアピールするのは悪か? そもそも論として、転職でオーバーにアピールすることは悪いことだろうか? 若いときは「職務経歴書の内容をオーバーして、バレたらどうしよ」って思っていた。 でも、よくよく考えてみると「職務経歴書って何のために提出するのか?」って疑問に思うんだ。 職歴を紹介するため? いや、単純に職歴を伝えるだけであれば、履歴書に書く場所がある。 そう考えると職務経歴書は「あなた職歴を教えて下さい」って意味じゃない事が分かる。 では何のためか?
前の職場に戻るには
客観的に自社を見ることができる
以前の勤め先ですから、社風や企業文化などはわかっていますが、一度他の企業に転職して異なる企業文化などに触れたことによって、最初に勤めていたときよりも客観的に自社を見ることができるようになります。
3. 転職活動が長引かない
転職活動はすぐに結果が出る訳ではなく、準備から入社に至るまでには、一般に3ヵ月から半年程度はかかるとされています。転職活動が難航すれば、さらに長期に及び、生活や現在の仕事にも影響が出る場合もあります。
その点、出戻り転職の場合は、企業側も応募者のスキルや人柄などを把握しており、採用までの期間が短縮されるので、転職活動が長引かずに済みます。
3. 4. 今までの実績やスキルを活かすことができる
かつての勤務先に復帰することになるわけですから、在籍時に積み上げてきた実績やスキルを活かした仕事をすることができます。さらに、他社で培ってきた経験やスキル、ノウハウ、人脈など、一度退職したからこそ得られたものを活かすこともできます。
4. 出戻り転職のデメリット
様々なメリットがある出戻り転職。しかし、残念ながらメリットだけではないのが実情です。
次に、出戻り転職のデメリットを見ていきましょう。
4. 以前と同じ雇用条件とは限らない
出戻り転職をした場合、全く同じ雇用条件で戻れるとは限らないというのが懸念点です。
他社で積んできた経験やスキルを評価してもらい、以前よりも給与や役職がアップするケースもあるでしょう。
ただし、企業によっては他の社員とのバランスなどを考慮して、以前よりも給与や役職などの待遇が悪くなる可能性もあります。
4. 暖かく迎え入れてもらえるとは限らない
元の勤務先に復帰するわけですから、かつての上司や同僚、後輩なども既存の社員として多数在籍しているでしょう。「気心が知れていて、阿吽の呼吸で仕事ができる」と、暖かく迎え入れてもらえればいいのですが、そうとは限りません。
「一度辞めたのに、戻ってくるなんて... 出戻りは情けない?前の職場への出戻りが成功するポイントを解説. 」と、出戻りを面白く思わない人がいても不思議ではありません。退職してからの期間が長ければ、以前在籍していたときとは会社の雰囲気が変わっていたり、自分の退職後に入社した人が上司や同僚になったりすることも珍しくありません。
出戻り転職した場合には、人間関係を改めて築く必要があると心得ておきたいものです。
5.
前の職場に戻る 給与
勤務年数が少ない人
勤続年数が短い場合、その企業での実績や人間関係がそれほど築けているわけではありません。そのため、勤務年数が長く、信頼と実績を残していた人に比べると、出戻り転職は難しいといえます。
10. 出戻り転職をする際に気を付けるべきこと
最後に、出戻り転職をする際に気を付けておくべきポイントを確認しておきましょう。
10. なぜ辞めたのかを振り返る
出戻り転職を考えたら、出戻りする会社を辞めることになったきっかけや原因を振り返ってみましょう。
これまでも見てきたように、辞め方は出戻り転職するにあたって、大きな影響を及ぼすものです。在職時の人間関係のトラブルがきっかけで辞めた、円満退社ではなかったなど、辞めた理由如何によっては、出戻り転職することが難しくなりかねません。
10. Daijob HRClub | アフターコロナ:テレワークから職場勤務に戻るアメリカ企業. 出戻りしたい理由を考える
次に、「なぜ出戻りしたいのか?」という転職理由です。企業側にとっても、「なぜ出戻り転職したいのか?」は、転職の可否を判断するにあたって大きなポイントとなります。
単に「やっぱり元の職場の方が良かった」「転職したものの、うまくいかなかったから」といった理由では、出戻りしたくても説得力が全く感じられません。
転職によって得た新たな経験やスキルを活かしたり、異なった企業文化や仕事に対するスタンスなどをフィードバックしたりすることによって、以前の在職時とは違ったプラスアルファの貢献をしたいといったことをアピールできるようにしておきましょう。
11. まとめ
転職に失敗した場合の選択肢として、出戻り転職が転職者、企業の双方にとって有効であることはこれまで見てきたとおりです。
もちろん、出戻り転職がうまくいくためには、さまざまな条件をクリアしておかなければなりません。
結果的に辞めることになるとしても、出戻り転職するだけでなく、転職先の取引相手として関係が継続することもあります。勤務していた頃に築いた信頼や人間関係を大切にして、かつ謙虚さとやる気を持って出戻り転職に臨むようにしましょう。
関連記事
転職にはいろんな噂がある。 その噂のひとつが前職調査ってやつ。 前の会社に連絡され「仕事のでき」「人間関係」「勤務態度」などなどを調べるという噂。 これをされたら困る人はいるだろう。 転職する人は「上司に腹が立って我慢の限界」とか「会社の評価基準が納得できない」というのが原動力になっている人が多い。 会社では隠しているつもりでも、態度に出てしまうよね。 また、職務経歴書や面接で大げさにアピールしまくって、本当の事が知れたら後ろめたい人もいるだろう。 「等身大の自分がバレたらやばいかな?」と思っている人もいるはず。 なんでそんな事が分かるかって?