「人身傷害保険」「無保険車傷害保険」のいずれの保険を使用しても、次年度の等級は下がりません。人身傷害保険や無保険車傷害保険以外に、保険期間中に等級の下がる保険の請求をしていない限り、次年度の等級は1つ上がります。
※ファミリーバイク特約については、詳しくは こちら をご参照ください。
任意保険で補償されない場合
人身傷害保険、無保険車傷害保険のいずれも補償対象外の場合は、相手方の強制保険である自賠責保険から保険金が支払われますが、自賠責保険の保険金額の限度額(1名につき、ケガ:120万円、死亡:3, 000万円、重度の後遺障害:4, 000万円)を超えた部分は、相手方へ直接請求をする必要があり、損害額は相手方から直接支払われることになります。
【事例2】 無保険の車に追突されて車が壊れてしまいました 。
大切な愛車が壊されてしまいました。加害者は任意保険に加入していないと言っていますが、車の修理費はどうなるのでしょうか? 【解説】車両保険を使って修理することができます。
ケガと同様に、相手方に車の修理費などを支払う余力がなく十分な補償を得ることができなかったり、支払われるまでに時間がかかってしまう可能性があります。自動車保険に車両保険を付帯している場合は、一般型・エコノミー型を問わず、車両保険から相手方に代わって保険金が支払われます。
ただし、車両保険を使用した場合は次年度の等級は3等級下がりますので、保険を使用するかどうかは保険会社と相談した方がよいでしょう。なお、車両保険を付帯していない場合は、相手方へ直接請求をする必要があり、損害額は相手方から直接支払われることになります。
運転に注意をしていても、事故に巻き込まれることはあります。事故の相手方の車が無保険で十分な補償が得られない可能性も考えて、補償内容はしっかりとチェックしておくようにしましょう。
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無保険車傷害特約とは
現在、ほぼすべての保険会社において人身傷害保険は基本補償の1つとして定着しています。
人身傷害保険は事故で運転者や同乗者がケガをしたり死亡したり後遺障害を負ったりした場合、過失割合にかかわらず、治療費・休業損害・慰謝料などを全額支払う保険です。
したがって、無保険車との事故で死亡したり後遺障害を負った場合には、相手に支払能力があるかないかに関係なく、人身傷害保険から保険金が受け取れるはずなのでは? はい、まったくそのとおりです。
事故の相手が無保険車で支払能力がない場合は、まず自分が加入している人身傷害保険から優先的に保険金が支払われます。
その際、人身傷害保険では不足する額があった場合には、その不足額は無保険車事故傷害特約から支払われます。
このように人身傷害保険と無保険車事故傷害特約は連携プレーによって被害者を守っています。
政府保障事業との関係は? 自動車が「無保険」という時には2つの意味があります。
自動車保険(任意保険)に加入していない状態であること
自賠責保険(強制保険)に加入していない状態であること
上記2つの保険のいずれにも加入していない、いわば 完全無保険の状態の車 と事故にあい、死亡・後遺障害の被害を受けた場合を考えてみましょう。
この場合、自動車保険だけでなく自賠責保険からの支払いも期待できません。
するとどうなるか?
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記名被保険者
2. 記名被保険者の配偶者
3. 1と2の同居の親族
4. 1と2の別居の未婚の子
5. 事故時に契約車両に同乗していた他人
補償される事故の範囲
契約車両に搭乗中の事故のみを無保険車傷害保険の補償対象事故としている会社が多いです。
ただ、保険会社によっては、「他車に搭乗中の事故」「歩行中の事故」も補償対象としている場合が有りますので、一度自分が契約している保険会社へ確認してみてください。
「他車搭乗中の事故」「歩行中の事故」の補償対象者は被保険者とその家族だけです。
補償限度額
保険会社によっても異なりますが、以下のいずれかに設定している保険会社が多いです。
①無制限
②2億円
③対人賠償保険の保険金額
99. 無保険車傷害特約って必要なの?どんなときに保証されるのか?. 5%の人が対人賠償保険の保険金額を無制限に設定しているので、実質的には 「①無制限」又は「②2億円」 のどちらかとなるでしょう。
「2億円では心もとない・・・」と感じる人もいるかもしれませんが、2億円を超える賠償命令は中々出るものでは有りません。
なので、限度額に関してそこまで心配する必要は有りません。
もし、それでも不安が残るのであれば、限度額無制限の保険会社と契約するにようにしましょう。
無保険車傷害保険金額を「無制限」としている保険会社は?
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やはり、一連の約款改定と並行して様々な問題が法廷上で争われることになってしまいました。その内の一つが今年2月、最高裁で判示されました。これはまた別の機会で取り上げます。⇒ 人身傷害シリーズ
これにてシリーズは終了です。長文にお付き合い下さりありがとうございました。
⇒ 続編 「結局、無保険車傷害特約は独立した」
特約
無保険車傷害特約の「無保険車」とはどのようなものですか? 無保険車傷害特約における無保険車とは、被保険者(補償の対象となる方)を死傷させた相手自動車で、次のいずれかのケースに該当すると認められる自動車をいいます。
(1)相手自動車について適用される対人賠償責任保険などがない場合
(2)相手自動車について適用される対人賠償責任保険などから保険金が全く支払われない場合
(3)相手自動車について適用される対人賠償責任保険などの保険金額が、無制限ではない場合
※相手自動車が明らかでないと認められる場合は、その自動車を無保険車とみなします。
※被保険者が所有する自動車と、日本国外にある自動車を除きます。
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