映画「きっと星のせいじゃない」には、様々な名言が登場しますよね。
なんか普通に「名言」なんて括りで語ると、少し軽いような気もするくらい、この映画を見ると、人を愛すること、生きること、そして死ぬことの意味を深く考えさせられますし、名言というありきたりな言葉で表現するのがもったいないくらい 「普段の何気ない会話の言葉」 がキラキラと輝いていて、見るものの心を引きつけてやまない、そんな映画作品だと思います。
そもそもこの映画の邦題「きっと星のせいじゃない」は、原題オリジナルタイトルでは 「The Fault in Our Stars」 となっています。
これは数々の名言を残したシェークスピアの「ジュリアス・シーザー」という戯曲の中で、キャシアスがブルータスに言った台詞から引用された言葉です。
The fault, dear Brutus, is not in our stars, But in ourselves, that we are underlings. ブルータス、運勢の星が悪いのではない、全ての罪は私たち自身の中にある
つまり、映画の原題「The Fault in Our Stars」は、直訳では「全ての過ちは運命の星が悪いのだ」そう言い切った言葉のようですが、そもそものシェイクスピアの引用を知って入れば
全ての罪は私たち自身の中にある=きっと星のせいじゃない、とイコールで結びつくわけです。
このあたりが非常にこんがらがりますが、映画を見た上で考えてみると、この邦題も名言・名訳と言えるタイトル付けなのではないかと思います。
きっと星のせいじゃない」の名言タイトルに学ぶ
映画「きっと星のせいじゃない」には主語がありませんが、主語は一体何になるんでしょう?
「きっと星のせいじゃない」ネタバレ!あらすじや最後ラスト結末と見所! | Oyasumi Movie
こないだは 感想 だけ書いたので、今日はタイトルについて。
原題は "The Fault In Our Stars" はなので、直訳すると「運命(星)の罪」になるので、邦題は「星のせい」でないと一見逆の意味になってしまいますね。
このタイトルはジュリアス・シーザーの第1幕第2場でカエサルがブルータスに対して言うセリフの引用です。
The fault, dear Brutus, is not in our stars,
But in ourselves, that we are underlings.
映画『 きっと星のせいじゃない』の感想・評価、作品の概要やキャスト等を紹介している他、映画の結末やあらすじが掲載されているのでご注意ください。鑑賞後に読んでいただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。
映画『The Fault in Our Stars』を鑑賞しました。
素晴らしい映画でした。
邦題は『きっと、星のせいじゃない』・・・・・! ?確かにインパクトはある邦題。ちなみに小説の邦題は『さよならを待つふたりのために 』。
【評価】
星 9/10 ★★★★★★★★★
簡単なあらすじ
若くして甲状腺がんを患う主人公。一人の青年との出会いが彼女を変える。
概要
大人気小説の映画化。
個人的に小説よりも映画の方が好み。
大病を患っても笑顔でユーモアを忘れない登場人物達。
ちなみに映画のタイトル『The Fault in Our Stars』はシェイクスピア『ジュリアス・シーザー』のセリフをもじったものです。
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出演者
シャイリーン・ウッドリー
特徴のある顔、特徴のある声、特徴のある演技。濃い!