出産費用が年をまたぐ とき、医療費控除の計算はどのように考えればいいですか? 新米ママ 出産で医療費がたくさんかかった年は、確定申告の医療費控除を申請すれば税金の一部が戻ってきます。 しかし、出産にあたっては、妊娠期間から出産を終えて退院するまで長期間の通院・入院が続きますよね。また、12月や年末年始に出産すると、お金の手続きが翌年1月以降になってしまうこともあります。 入院期間が年またぎだったり、分娩予約金や出産一時金の手続きが年をまたいでしまった場合、医療費控除ではどのように申請すればいいのでしょうか? ことり ママに関わるお金に詳しいファイナンシャルプランナーの『ことり』です。 出産費用が年をまたぐケース について、初めて医療費控除をする人でも分かるように説明していきますね。 PICK UP! ▼妊娠・出産費用の医療費控除をする前にチェック! 医療費控除で妊婦健診のお金を取り戻す!対象から書き方まで分かりやすく解説 年またぎでも医療費控除は申請できる? 年をまたいで支払った医療費の取扱は?. 医療費控除というのは、1年間に支払った医療費が10万円を超えるときに確定申告をすることで、税金の一部が戻ってくる仕組みのことです。 ことり 医療費の負担が重かった年は、税金を安くしてあげますよ~という制度です。 対象となるのは、 その年の1月1日~12月31日に支払った医療費 です。年が変わったときには、翌年分の医療費として分けて考えなければいけません。 つまり、年をまたいでも医療費控除を申請することは可能ですが、その場合は 今年分と翌年分でそれぞれ確定申告をしなければいけない んです。 出産費用が年をまたぐケース 12月末に出産したため、入院期間が年末年始をまたぎました。退院したのは翌年の1月です。こういうときは、今年分と翌年分の費用をどうやって分ければいいですか? 新米ママ 入院期間が年をまたぐと、医療費控除の考え方がちょっとややこしくなるんですよね。対象期間の12月31日を過ぎた分はどうすればいいの?と。 他にも、出産一時金や保険金などもらったお金については、医療費控除では差し引いて計算しなければいけません。このもらうお金(補填するお金)のタイミングが年をまたぐ場合についても、考え方を確認しておきましょう。 妊娠してから出産までの間に年をまたいだ 出産の入院期間が年をまたぐ 分娩予約金を支払ったが、出産は翌年になった 出産一時金や保険金の受け取りが年をまたぐ ことり 出産費用が年をまたぐケースは、新米ママさんのように年またぎの入院のほかにもいくつかのケースがあります。それぞれ詳しくご説明していきますね。 妊娠してから出産までの間に年をまたいだ 年をまたいでいても、妊娠から出産までの費用はまとめて考えていいんでしょうか?
- 年をまたいで支払った医療費の取扱は?
年をまたいで支払った医療費の取扱は?
インプラントの費用について知っておきましょう
インプラント治療を受ける患者様の中には、治療にかかる費用は気になるけれど、医療費控除や保険適用などについてはよく分からないという方が多くいらっしゃいます。患者様にとって、これらの制度を知ることは大変重要です。
インプラント治療では、1本あたりの費用の相場は30~40万円ほどです。さらに、術後に定期的に受けるメンテナンスの費用がかかるため、ほかの治療に比べて費用が高くなります。だからこそ、費用や医療費控除、万一の時の保証について理解し、納得して治療を受けることが大切です。
インプラントは医療費控除の対象です
医療費控除とは、高額な医療費を支払った際の経済的な状況を考慮して、所得から決められた金額を差し引くことにより、納める所得税額が抑えられる「所得控除」の一つです。
医療費控除の申請を行うことによって、納めすぎた所得税の還付を受けられるほか、医療費控除によって、翌年に徴収される住民税の一部が安くなります。
そのため、インプラント治療のみならず、まとまった医療費を支払った際は、忘れずに医療費控除の申請を行うと良いでしょう。
対象となる医療費は?
出産時だけでなく、妊娠中の健診や検査費用についても医療費控除の対象になります。ただ、 妊婦健診は自治体からの助成があるので、その金額を差し引いた額のみが対象です。
この場合も出産育児一時金と同様に、確定申告の際に記入する「医療費控除の明細書」には、支払った金額と、補助金の両方を記載することになります。
余談ですが、この補助金は自治体によって金額が様々で、自分で払う額が殆どない市区町村があれば、結構支払が多いところもあります。
エコー検査は医療費控除できるの?