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モーター 単相 三相 違い
こんにちは、東北制御です。 前回、 配電② 単相3線式って?一番身近な配電方式!
7倍の電力になります。
近年、単一ラック構成での処理能力が倍増しています。少し前までは、1ラックにせいぜいサーバが10台収納され、5kW程度を消費していました。今では、終わりのない小型化と、止まらない技術の進歩により、同じラックに50~60台のサーバが搭載され、15kW以上を消費することもあります。
15kWのラックを120VAC単相電力で供給しようとすると、125Aが必要となります。その電流を安全に流すために必要な銅線の直径(AWG4)は、およそ0. 25インチ(約6ミリ)にもなります。敷設作業は困難で、しかも銅線は高価です。
明らかに、単相はそのような負荷に対しては実用的とは言えません。一方、三相システムでは、各導体、AWG11の直径はわずか0. 09インチ(約2ミリ)で、約42Aだけでまかなえます。
三相はどのように役立つか
選択する電力システムによっては、効率性と経済性をもたらすこともあれば、柔軟性がなく、コストアップにつながることもあり得ます。単相電力は、乾燥機や電子レンジが最大負荷となる一般家庭ユーザーにとっては理想的です。しかし、DCにおいては、三相電力がもたらす以下の利点を考慮することが求められます。
同じ電源から120VACと208VACの両方のデバイスを作動でき、必要に応じてPDUを組み合わせて対応することができます。
三相(四線)電力では、すべてのデバイスを120VACで稼働させることができますが、各位相間の電力を取ることで、208VACで稼働させることができます。
三相電力をサーバーキャビネットに直接供給することで、ケーブルの敷設コストは劇的に削減されます。
電気技師がACケーブルを敷設する作業と、トータルのインストレーション時間のどちらも短縮されます。
本連載は 米国ラリタン本社が運営しているブログ を翻訳・転載したものです。
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