あれがbarです。たいていの自転車の空気圧計には、両方とも表記されています。
例 5 bar = 72 psi 7 bar = 102 psi 9 bar = 131 psi
2-2. タイヤの適正な空気圧とは
タイヤに記載されている推奨空気圧を見ると、7~10barとか記載されていますので、最初ははっきりしてよ〜と愚痴をこぼしたくなるかもしれません。しかし、色々な空気圧でクロスバイクに乗ってみることで、自分の適正空気圧が分かるようになります。
まずは、適正空気圧の中間の値に設定しましょう。そして、乗り心地を重視するか速度を重視するかで調整していくのがオススメです。
一般的には 空気圧を高くすると、速度は上がり、乗り心地は悪くなります。低くすると、速度は落ち、乗り心地は良くなります。 また、空気圧が低いほうがタイヤのグリップ力は上がる(滑りにくくなる)ので、雨の日は空気圧を少し低めにしたほうが良いかもしれません。
また、推奨空気圧を超えるとチューブが破裂することがあります。逆に推奨空気圧を下回っていると走行中に段差などでパンクしやすくなりますので注意してくださいね。
通勤・通学の路面状態や、その日の走行コースを想定して空気圧を決めることができるようになると、空気入れも楽しくなるので、ぜひ色々な空気圧で乗ってみてください。
3. 空気入れに必要なものを準備しよう
家にあった空気入れが、タイヤのバルブのかたちに対応していて、空気圧計も付いていたならば、さっそく空気を入れましょう。対応していなければ、用意する必要があります。対応するにはいくつかのパターンがあります。
バルブ変換アダプター ©wikipedia
バルブが対応していて、かつ空気圧計が付いている空気入れ
バルブが対応している空気入れ+空気圧計(エアゲージ)
バルブが対応していない空気入れ(空気圧計付きor別途用意)+空気入れに対応するバルブアダプター
バルブアダプターとは、タイヤのバルブに装着することで空気入れの異なる空気入れでも空気を入れることができるようにするものです。しかし、バルブとの相性が合わないことがありますので使用するときは注意しましょう。
また、バルブの長さもポンプによって対応していない場合があります。長い分には問題ありませんが、短い場合はバルブエクステンダーと呼ばれるバルブの長さを足すものが必要になる場合がありますので、確認しておきます。
費用は仏式対応フロアポンプで1500円程度から、英式→仏式バルブアダプターで300円程度からです。
用意ができたら、いよいよ空気を入れていきましょう!!
- クロスバイクのタイヤの最適空気圧は? – チャリでススメ!
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4. 空気入れの正しい方法
それでは、仏式バルブでの空気入れの方法とコツを説明します。空気入れというと、けっこう力がいると思われがちですが、正しい姿勢であれば女性でも大丈夫です。タイヤに触ることもあるので軍手をしましょう。
バルブキャップを外す
バルブ先端の金属ネジを緩める
バルブ先端を指で軽く押し、空気を少し出す
ポンプのノズルをバルブに差し込み、ロックする
適正空気圧まで空気を入れる
ノズルのロックを外し、ノズルを外す
バルブ先端の金属ネジを締める
バルブ先端に指を置いて空気が漏れていないか調べる
バルブの根元にあるロックナットを締める
バルブキャップを閉める
4-1. バルブキャップを外す
バルブキャップを外します。無くしやすいので気をつけてください。
4-2. バルブ先端の金属ネジを緩める
バルブ先端の金属ネジを緩めると、金属部分が上の方に移動します。これで空気が出入りができる状態になります。
4-3. バルブ先端を指で軽く押し、空気を少し出す
前回の空気入れの時に、バルブにカスが詰まっていたり、圧力でチューブが固着していることがあります。その状態では空気の入りが悪くなってしまうので、プシュッと少し空気を出すことによって解消します。
4-4. ポンプのノズルをバルブに差し込みロックする
ポンプのノズルにはロックをするためのレバーが付いています。まずロックを外します。それから バルブに対してまっすぐに しっかり奥まで差し込み、ロックをします。 ななめに差し込んでしまうと、バルブが痛んだり、チューブが破れたりします ので注意しましょう。初心者のうちは、どれくらい差し込んだらいいか分からないものですが、 正しく差し込まれるとポンプの空気圧計が圧力を表示する ので目安にしましょう。
4-5. 適正空気圧まで空気を入れる
上手な空気入れのコツは、
・ハンドルをきちんと一番上まで引き上げてから、下まで下ろす
・腕を上下するのではなくて、膝を曲げ伸ばししてハンドルを動かす
・腰で体重をかける
小さな上下幅で素早く動かしても、疲れるだけで空気はなかなか溜まりません。文字にすると分かりにくいかもしれませんが、上記のようなことをイメージして、意識してやってみてくださいね。
4-6. ノズルのロックを外し、ノズルを外す
ノズルを外すときも、付けるときと同様にまっすぐ引き抜きます。 斜めに引き抜くとノズルの痛みやチューブの破損につながる ので注意しましょう。空気入れの後なので気が抜けがちですが、気を引き締めてください。
4-7.
たまにプラスチックタイプがありますが、プラタイプだと、ずっと使い続けていくうちに
はさむ部分が削れて、バルブを挟めなくなってしまうことがあります。
金具タイプだと、その心配がないので、長くお使いいただけるのでオススメ! スポーツポンプゲージ付SG ¥3, 828 税込
SG基準の英式・米式・仏式バルブ対応のゲージ付スポーツポンプです。
こちらもボールや浮き輪などにも使用できるアダプターがついています。
オススメポイントは、適正気圧がチェックしやすいゲージ付ということ! 空気圧がどのぐらい入っているか数値でわかるので、管理しやすく便利です。
スポーツバイクの仏式や米式バルブの自転車を使っているが、
家にママチャリ用ポンプしかない、どうしても普通のポンプを使いたい! という場合はコチラもオススメ。
バルブ変換アダプタ 仏→英 ¥418 税込 (米→英 ¥418 税込)
こちらは、仏式または米式バルブに取り付ける変換アダプタです。
アダプタを取り付ければ、仏式バルブでも英式ポンプで空気を入れることができるので
1つ持っておくと便利なアイテムです。
自転車の基礎知識「自転車の空気補充について」、あなたはどのぐらい知っていましたか? 毎日自転車を利用する方やパンクが多くて困っているという方は、
まずは、徹底した空気管理から行ってみて下さい。
サイクルオリンピック・フリーパワーショップでは、
バルブチェックや自転車の空気補充を無料で行っています。
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お時間がかかることがあります。予め、ご了承くださいませ。