足を上げて寝るとどんな効果があるのか? 足を上げて寝ることで得られる効果は、むくみ解消や腰痛の緩和などです。それぞれの効果について、詳しくみていきましょう。
2-1. むくみ解消
足を上げて寝ることによってリンパや血液の流れが良くなり、むくみ解消の効果が期待できます。
人は二足歩行をしているため、重力によって足や下半身に血液やリンパ液が滞りがちです。
1日の疲れが溜まった足の状態で横になると、体の重みが負担となり、眠っている間にも疲労が溜まっていきます。足を上げて寝ることにより血液の流れが良くなり、むくみ解消につながるのです。
2-2. 新陳代謝アップ
新陳代謝とは、古い細胞を分解し新しい細胞を合成する働きのことです。
その結果、排泄される老廃物は、リンパ液を通して排泄されます。
足を上げて寝ることで、老廃物を流すリンパ管の働きが改善することで、むくみが改善され、新陳代謝がアップします。
体内水分の代謝がスムーズになることで、溜まっていた老廃物も排出されるようになると、美肌効果なども期待できます。
足を上げて寝ることで、腰回りの体圧が分散され、腰回りの筋肉の緊張がほぐれ、腰痛をやわらげる効果があります。
腰痛は、体に合わない寝具や負担のかかる姿勢などが原因で起こります。あおむけやうつ伏で寝ることが多い方は、腰が圧迫され、腰痛を起こしやすいといわれています。
正しく足を上げて寝ると姿勢が整い、腰への負担も軽減されるため、腰痛緩和が期待できるのです。
その他、腰痛改善には以下のような方法も良いとされています。
・クッションによる補正
横向きに寝るのが好きな方は、足の間に薄めのクッション(抱き枕)を挟むと腰と足の高さが水平になり、腰への負担が軽減されます。
・タオルによる補正
お尻が突き出ているでっちり体型の方は、タオルによる補正がおすすめです。タオルを細長く3つ折りにし、腰と敷布団の隙間が埋まるように置きます。隙間に合わせてタオルの厚さを調整すると腰への負担が軽減された寝姿勢を保てるようになります。
3. 足を上げて寝る正しい方法
むくみや腰痛の緩和に足を上げて寝るのが良いとお伝えしました。では、具体的にどのような方法が正しいのでしょうか。
3-1. 夜に眠れないほど足がだるいときに試したい対処法!ふくらはぎや太もものだるさを解消 | クリビー. 正しい足枕を選ぶ
足を上げて寝る際に使う枕の形状は、幅が広いクッションタイプがおすすめです。
ひざから足首にかけて乗せることができる大きめのものを選びましょう。市販の丸太型のものをお使いの方もいらっしゃると思いますが、それだと足を部分的にしか支えることができず、枕が当たっている部分や腰に負担がかかります。
幅が広いものであれば、多少の寝相や寝返りでも足が枕から落ちるのを防ぐことができます。
また、枕の固さにも気をつける必要があります。
柔らかすぎると寝ている間に足が沈み込んでしまい、効果が期待できません。一方、固すぎても疲れが溜まる原因となります。理想的な高さで足にフィットしてくれる素材・固さのものを選びましょう。
3-2.
夜に眠れないほど足がだるいときに試したい対処法!ふくらはぎや太もものだるさを解消 | クリビー
興奮、冷え、こわばり... |症状別・安眠のためのマッサージ&ヨガ 肩こりや冷えなど眠りの妨げとなる体の不調。その解消法としてセラピストでもある仁平美香先生に、東洋医学をベースとしたマッサージ&ヨガポーズを教えてもらいました。一日頑張った体のこわばりを取る、就寝前の習慣に!
ふくらはぎがだるい原因や対策が知りたい!夜にぐっすり眠るための秘訣は? | ハオイーのBlog
まとめ
■足がつるのは疲労、ミネラルバランスの乱れ、血行不良が原因と言われている
■高齢になると足がつりやすくなる
■病気が原因で足がつっている場合もあるので注意する
■足がつっている時は、慌てずゆっくり筋肉を伸ばす
普段から規則正しい生活、バランスの摂れた食事を心がけ、足がつりにくい身体作りを行いましょう。
予防をしていても、慢性的に足のつりが続くようでしたら必ず診察を受けるようにしましょう。
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足がだるいのは病気!?原因7つと解決方法を一挙大紹介!! | 高齢者のための役立ち情報ブログ〜3歩進んで2歩下がる〜
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ほとんど場所をとらず気軽に行えますので、足のだるさを感じたらまず一番にやってほしい治療法です。
足のだるさを解消する場合にはあまり難しく考えず、
足首を回す
足の指を上下に動かす
足の裏を指などで刺激する
等を試してみてください。
これだけでもかなりだるさが解消されて、足が軽くなったように感じますよ。
温める
足のだるさにはほとんどの場合、 血行不良 が深くかかわっています。
その中でも特に女性の多いのは冷え性による血行不良からくる足の不調です。
冷えを手っ取り早く解消するには、やはり温めるのが一番です。
あまり肌を露出せず、しっかりと防寒対策をとるだけでも冷えが解消し、足のだるさは変わってきます。
入浴
入浴は足のだるさをとるうえでとても効果的な手段の一つです。
というのも、お風呂に入ることで
筋肉の疲労をとる
冷え症解消
ストレス解消
血行を良くする
といった効果が期待できます。
見てのとおり、先ほど挙げた足のだるさを引き起こしている原因のほとんどを入浴一つで解消することが可能なのです。
忙しいから
お金がもったいない
といった理由でお風呂に入らない人もいるかもしれません。
ですが、 健康のための入浴と考え、週に2~3回だけでもお風呂にゆっくりつかる時間をとってみてはいかがでしょうか? 足のだるさは解消され、毎日の生活に勢いが取り戻せるかもしれませんよ。
休む
特に疲労の蓄積などが原因の場合には、これが一番です。
ここ最近、ゆっくり何もしない時間はいつ取りましたか? ・・・すぐに思い当たらない人は要注意。
疲労というものは、気づかなくても徐々に体内に蓄積しています。
放っておくと、突然津波のように私たちの体に襲い掛かってくるのです。
1日中、とまではいいません。
せめて1週間のうち1時間以上は何もせず、家で趣味に没頭する時間を作りましょう。
体の疲労もとれますし、ストレスが解消されることで足のだるさもかなり軽減されるはずです。
運動
逆に 運動することで足のだるさが改善されることも。
そもそも、足のだるさは血液の循環が大きな要因の一つです。
そして血液の循環は、足を動かないために筋肉が凝り固まってしまうことで生じます。
凝り固まった筋肉は運動でほぐすことが可能です。
体を動かすことでストレスも解消されますし、健康のことを考えても運動はどんどん積極的に行うべきです。
また、 運動して筋肉がつけば血液を循環させる筋肉の収縮力も強くなります。
そのため、体中の血の巡りが良くなりむくみの改善、足のだるさの解消も期待できるのです。
終わりに
いかがだったでしょうか?