袱紗(ふくさ)の選び方と包み方のマナー
4-1. ご祝儀袋は袱紗に包むのがマナー。むき出しはNG
ご祝儀袋はむき出しでバッグに入れるのはマナー違反です。必ず袱紗(ふくさ)で包んで持っていきましょう。
見た目の問題だけでなく、袱紗に包むことによってご祝儀袋の端が折れたり汚れたりするのを防ぐことができます。
4-2. 袱紗の色は暖色系か弔事にも使える紫を選ぶ
袱紗の色はピンクや赤、オレンジなどの明るい暖色系が結婚式にふさわしいとされています。また慶弔にも使える紫もOKです。
4-3. 袱紗の包み方
袱紗の多くはご祝儀を包むタイプのものです。この包み方にもマナーがあるので、以下の手順で包むようにしましょう。
【袱紗の包み方】
①袱紗を広げ、中央より少し左側にご祝儀を置く
②袱紗の左側→上側→下側→右側の順に中央に折り込む
③最後にあまった部分を裏側へ折り返す
※逆の順序で包むと弔事の包み方になるので要注意! 袱紗がどうしても用意できない場合はハンカチやふろしきなどを代用してもOKとされています。ただし色は袱紗のマナーを守って、派手なプリント柄などは避けるようにしましょう。
5. 結婚式 ご祝儀 渡し方 親族. 結婚式当日 受付でのご祝儀の渡し方
結婚式の当日は受付でまずご祝儀を渡します。渡すまでの一連の流れをおさえておきましょう。
①受付係の方に軽く一礼し「本日はおめでとうございます。新郎(新婦)の友人の○○と申します」とお祝いの言葉と挨拶を述べます。この時、自分の名前と新郎新婦どちらのゲストであるかをしっかり伝えましょう。
②袱紗からご祝儀を取り出します。ご祝儀はバッグからむき出しで取り出すのはマナー違反ですので必ず袱紗に包みましょう。
取り出したご祝儀袋の正面が相手に向くようにし、「心ばかりのお祝いですがどうぞお納めください」と言って両手で渡しましょう。この後、芳名帳に記入します。
6. こんな時どうする?ご祝儀マナーにまつわるQ&A
6-1. 欠席する場合のご祝儀の渡し方は? 欠席する場合、ご祝儀は結婚式当日までに新郎新婦本人に直接手渡しするか、現金書留で送ります。現金書留を利用する際は式の1週間前くらいまでに送るようにしましょう。
6-2. 新郎もしくは新婦が自分の結婚式に出席していた場合の相場は? 過去に自分の結婚式に出席してもらっていた場合、ご祝儀はいただいた金額と同額が良いでしょう。マナーとして絶対ではありませんが、もらった金額より少ないご祝儀を渡してしまい、後々の関係が気まずくなったというトラブルもあるようです。
6-3.
2020. 01. 31
披露宴に招待された時、当日まず向かうのが受付。
お祝い事ですからゲストもその場にふさわしい振る舞いを心がけたいものですね。
ですが、受付での挨拶の仕方やご祝儀の渡し方など、不安に思っている人も多いよう。
そこで今回は、結婚式・披露宴ゲストが受付で守るべきマナーを紹介します。
目次
1. まずはきちんと挨拶
2. ご祝儀の渡し方
3. 袱紗の注意点
4.
子供の分のご祝儀はどうすればいい? 自分の子供も一緒に招待されている場合、ご祝儀には子供の分の料理の代金をプラスすると考えましょう。
・大人と同じ料理を用意してもらう場合「大人の分のご祝儀+10, 000円」
・2歳~小学校低学年で料理を用意してもらう場合「大人の分のご祝儀+5000円」
料理が必要ない乳児の場合、料理代はかかりませんが当日配慮してもらうことも多いため、気持ちとして「大人の分のご祝儀+3000~5000円のご祝儀、もしくは同価格のギフト」を贈ると良いでしょう。
6-4. 袱紗の包み方が難しい。もっと簡単な方法はある? 包み方が難しい、受付で渡す時にもたつきそう・・・と感じる方は包むタイプではななく、「はさみ袱紗」が良いでしょう。ファイルのようにご祝儀を差し込むだけで良いので、水引などを崩さずにスムーズに出せるのでおすすめです。
7. まとめ
ご祝儀のマナーは金額から渡し方まで多くありますが、しっかりおさえておけば、それだけ相手に好印象を持ってもらえます。逆にマナー違反をしてしまうと印象が悪くなってしまことも・・・。
大人としてスマートなふるまいができるよう、今回ご紹介したマナーのポイントをぜひ役立ててくださいね。
水引は結び切、あわじ結びが基本
ポイント1つ目は、水引の種類。水引には様々な種類がありますが、結婚式で使える水引は、 結び切、あわじ結び(あわび結び)が基本 です。
結び切とあわじ結びは、一度結ぶと再度結びなおせないので 「一生に一度きり」 という意味もあり結婚式で使われます。
その他にも、 「円(縁)」 を意味する 輪結び や縁起物の 梅・松・鶴の水引 もよく用いられています。
反対に、入学祝などでよく用いられる 蝶結び などは、ほどいて結びなおすことができるため、 結婚式では使わないことがマナー となっています。
2.
袱紗をひし形になるように広げ、中央からやや左よりの位置にご祝儀を置く
2. 左・上・下の順に、ご祝儀を包み込むように袱紗をたたむ
3.
結婚祝いの渡し方は、自分の立場や相手の状況により異なります。特別なケースで渡す場合も含めて、相手に失礼のない渡し方のマナーをしっかりと覚えることが大切です。
さまざまな種類のカタログギフトで多くの方から喜びの声をいただいている「ハーモニック」では、ご祝儀やギフトを贈る際のマナーに関する記事を多数掲載しています。大切なシーンの作法で失敗することがないように、ぜひ参考にしてください。
また、結婚祝いにカタログギフトも好評です。ご祝儀を渡すタイミングを逃した場合や、相手に気をつかわせたくない場合に活躍します。業界トップクラスの商品ラインアップをご用意していますので、この機会にぜひご利用ください。
▼ カタログギフトのハーモニック ▼